フロントフォーク・オーバーホール

 はっきり言って上級者向けです。
 何で組み上げにあんな苦労したのか...(^_^;)
 サービスマニュアルだけ鵜呑みにしたら、絶対にはまります(爆)
 写真クリックすると800x600pixelサイズになります。

手   順
Remove Wheel まず、フロントタイヤを外します。
ここら辺はサービスマニュアル通りで全然問題ないです。
ジャッキはオイルフィルターのところにかけてます。
Without Fork フォークも外した後の残されたボディ。
意外と身軽そう(笑)
フォーク外す前にトップボルトは必ず緩めておいてください。
万力とかあれば別ですが、後で苦労します(^_^;)
Forks これが外したフォーク。
意外と見た目より重いです。とりあえず慎重に扱いましょう(笑)
Cap Bolt とりあえずばらしていきましょう。
途中、写真撮る暇無かったです。

で、これが苦労したボトムのキャップボルト。ネジロック使ってる上に、アウターケースが共回りするので、万力等でケースを強力に押さえない限りまず緩みません。
1時間半格闘しましたがうちではどうにもならず、妻の実家に行ったときに万力で押さえて緩めました。
「パキン」と音して、一発で緩んだ(^_^;)
ここは6mmのヘキサゴンレンチが必要です。ボールポイントじゃどうにもなりませんでした。うちは6mmのL型ヘキサゴンレンチと板ラチェット使いました
深さもあるので、長めのソケットタイプが一番いいかも。
Fork Seal ダストシール外した後に現れたフォークシール...。
こんなになるまで放置しないようにしましょう(笑)
Fork Seal フォークシールにストップリング...(^_^;)
Dust Seal なお、ダストシールがこの状態でした。これならフォークシールもねぇ...(^_^;)
Inner Parts ばらした内部部品。
きれいに灯油やガソリンで洗ってください。
うちはその後にブレーキクリーナーで拭きました。
Inner Tube インナーチューブは可動部分は意外とさび少なく、あっても何度もスライドさせてるうちにある程度きれいになりました。
今回は錆取りしないで洗っただけで組み直しです。
フォークチューブブッシュはチューブから取り外したら新品に交換と書いてあるけど、無条件で交換した方がいいかも。
Alisyn Prodrive 0W-20 今回の秘密兵器...(^_^;)
粘度は0W-20。吉と出るか凶と出るか...
Complete とりあえず、二日がかりになりましたが無事終了。
なお、組み上げるときはサービスマニュアルの組み上げ順番は必ず守ってください。
守らないと組みあがりません(笑)
私、それで何度も組み直ししました...(^_^;)
Fork Bolt ボディから外してから緩めようとしてネジが若干つぶれ気味に。
緩めるためにボディに仮組みしました(^_^;)
これも万力で押さえられるのなら苦労はしませんが。
これ緩めるだけのために17mmのヘキサゴンソケット買った私(笑)
使用工具
3/8ソケット10mm,12mm,14mm,17mm
3/8ラチェット2本
ヘキサゴンソケット1/2-17mm,3/8-6mm
1/2スピンナーハンドル
コンビネーションレンチ12mm
リングレンチ10/12mm,17/19mm
板ラチェット6mm
アーレンキー6mm
ヘキサゴンTハンドル6mm
マイナスドライバー3番
ラジオペンチ
ゴムハンマー
メスシリンダー

ダストシールがちょっとでもやばくなり始めたらすぐシール類は交換ですね
ちょっとでも自信ない人は素直に誰かに頼んでください。
ここも参考にしてください:はしれ!はしれ!メンテナンス&プラスワン情報