LLC交換

 今までに一回だけですがLLCの交換をしました。
 手順としてはそんなに難しいものはありません。重要なのは前の冷却水を残さないということでしょうか。

手   順
Parts まずやりやすくするためにアンダーカウルを外します。
その後ラジエターホースをラジエターから外します。
そのとき比較的勢いよくLLCが流れますので注意しましょう。
Plug cap 結構このように路面にぶちまけますので周りに人がいると変な目で見られるので注意しましょう。
本当は下水に流さずちゃんと処理しましょう。
一応エチレングリコールですから毒性ないわけじゃないですからね。
rachet 外したラジエターホースに水道のホースをつなぎ水を流しましょう。
これで冷却水路内に水が流れ古いLLCが排出されます。
ここで疑問点。サーモスタットはどうなってんだ? いろいろホースをつなぎ変えたり、サーモスタットを外してみたりしたけど、どうやっても水がきちんと流れる。
サーモは役に立ってるのだろうか?

ごめんなさい。実はこの後作業に集中してしまったもので写真がありません。


この後の作業としては
1. まず冷却水路に残ってる水をできる限り抜いてしまいます。
2. その後ホースを元通りにすべてつなぎ、LLCの原液を総冷却水量と濃度に応じた量を
ラジエター内に注入します。この状態ではまだラジエター内の容量に余裕がありますので
口元ぎりぎりまで水を注入します。
3. ラジエターのキャップを開けたままエンジンをかけて冷却水を循環させます。
そうすると水路内のエアが抜けてきますので、エアが抜けた分だけ水をつぎ足しましょう。
たまにホース類を握るとエアが抜けやすです。
これで冷却水路内でLLCと水が循環することで混合されます。
4.完全にエアが抜けたと判断できたらキャップを締めて終了です。
 
なお、この中でリザーバータンクに関していっさい触れられておりません。実はリザーバー内の冷却水に関しては私横着な交換で済ませました。リザーバータンクを外すためには付近の部品まで外さなければならないのでめんどくさくなり、次の方法で交換しました。
 
1. リザーバータンクの注入口からホースで水を流し込み、めいいっぱいあふれさせて
中の古い冷却水と水道水を入れ替える。
2. 灯油用のポンプ(もちろん未使用品)で全部注入口より抜き取る。
空になったときに古い歯ブラシなどで内部を磨くとGood! 結構水垢がたまっているものです。
3. これを何度か繰り返し、きれいなったところで濃度調整済のLLCを規定値まで注入して終了。

これであなたにも冷却水の交換ができます(笑)